Amnesiac

仕事でちょっと詰まった箇所の健忘録。

2021春のスキー試乗会の感想(ARMADA ARV106他)

2021 4月のBUMPS札幌試乗会の感想まとめ。

雪の状態はテイネ山麓でザラメの一歩手前かそのくらい。日中気温は0~5度くらいで晴天。
板は全て2020-2021モデル?

 

ARMADA ARV106 180cm

https://armadaskis.jp/index.php/products/arv-106/

f:id:cidolu2:20210501101549j:plain


■180cm R:(20.5m) サイドカット:(134/106/124mm)
重さはまぁ、それなり。これでパーク、さらにジブまでっていうのはそれなりに筋力が必要になるけど、フリーライドで使っていれば良い感じに筋肉がつくでしょう。

操作性が良く、センターで106mmあってもターンの切り返しはスイスイ、太さなりに引っかかりはあるもののそこは普段の板からの感覚更新と慣れでカバー可能な範囲。
ノーズとテールのフレックスも適度で、たぶんノーズバターもできるでしょう。
色々な動きが出来るように、つまり山で遊べるようにフレックスの設定がしてあるっていう印象。バランスいいよね。もしパウ板がなかったら、これを買っておけば良い練習機になるだろうなぁって感じ。

自分が買うかって言われると、、いまの板構成からすると、入れる隙間が無いかなぁ。。

 


ICELANTIC NOMAD95

https://store.icelanticskis.jp/collections/2020-21-all-lineup/products/20-21-nomad-95

f:id:cidolu2:20210501101708j:plain

f:id:cidolu2:20210501101718j:plain

■180cm R:(19m) サイドカット:(130/95/120mm)
SNS上での印象で毛嫌いしていたけど、いざ乗ってみると人気なのもわかるかも、という印象。
値段が高いけど、サイズ感も良いし、これ1本あればだいたいのことは出来るよね。

本州、特に関東圏在住で、長野や群馬、湯沢とかに毎週滑りにいくような、なおかつパークも入るし降ったらパウダーも入りたいね、っていう人だったらこれ1本で1シーズン、たっぷりと遊べるどうろうなぁ。北海道でもフリーライドでゲレパウ遊びをしているなら十分なサイズ。ニセコのゲートやルスツのシュガーボウルとか、調子良いだろうね。

板はテールの柔らかくも粘っこい反発が、好みは分かれそうだけど、ちょっとクセになる感触で好印象。比較として、LINEのBRENDはテールがペランとしてて(実際薄い)、力を入れるとプリンッって反発するけど、これはヌリンッって曲がって1テンポ遅れて反発がくる。
180cmでパークなんて、、って思うかもしれないけど、身長+10cmくらいのこの長さがちょうどいい。ギャップがあれば飛べばいいし、整地しかないならテールプレスで遊んでればいいし、短時間のテストだったけど一番楽しい。

BRENDの代わりに入れるなら、アリ。

 

 

ARMADA WHITE WALKER

https://armadaskis.jp/index.php/products/whitewalker/

f:id:cidolu2:20210501102119j:plain

■185cm R:(18m) サイドカット:(139/116/135mm)
履いたときの第一印象はふっといなぁ(笑)
ただ、太いのに、軽い。そんでもってノーズもテールもしっかり硬い。
標準体重以下の筋力じゃ、しならせることは出来ない。そりゃ、プロライダーが開発したものだからねぇ。ただ、滑走性能が高いので、荒れパウもものともしない滑る楽しさは強い。

ロッカーが入ってるから幅広感は少なく、板のコントロールには問題なし。使用状況は北海道や青森、白馬在住で完全パウダー狙いとか、絞られると思うけど。

ノーズバターやったりするならJJウルトラライト>JJ>ホワイトウォーカーなんだけど、滑走性能を考えるならホワイトウォーカー>JJ>JJウルトラライト。
つまり、滑る場所の雪で何をするかによって、JJシリーズの選びからも変わるよね。

で、これでノーズバターやってる人たちはすごく、足が強くてうまい人だ。